「メガキャリア」の介護業界に精通する専任コーディネータが解説します。

鍼灸師が機能訓練指導員に

機能訓練指導員は国家資格ではありません。

機能訓練指導員とは、介護保険制度内、通所介護や老人保健施設における「人員配置基準」です。
機能訓練指導員になり得る資格基準として、、、
柔道整復師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師、あん摩マッサージ指圧師のいずれかの資格をまず取得しなければなりません。
よって、これらの有資格者であれば誰でも機能訓練指導員になれます。

そして、いま、注目されているのが「鍼灸師が機能訓練指導員になる」こと。
その背景として、まず、鍼灸師の多くが活躍する治療業界についてお話します。

現在、全国に柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師、はり、きゅう師の施術所が約85,000ヶ所、従事者人数が約180,000人いると言われています。

シンプルにいうとオーバーストア状態にあり、治療業界だけでは、柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師・鍼灸師を吸収することが出来なくなり、近しい、且つ、業務内容が重複する通所介護(デイサービス)への登用がここ数年より始まったのです。

これにより、量的確保のために鍼灸師(はり師・きゅう師)も認めることになりました。
これには実務経験が必要で、はり師・きゅう師以外の機能訓練指導員がいる施設・事業所に6カ月以上勤めて機能訓練指導に従事した経験があることが条件です。

基準緩和の対象となるサービスは通所介護、地域密着型(小規模)通所介護、特養、ショートステイ、特定施設、、認知症対応型通所介護です。